『THE LEGEND ＆ BUTTERFLY』公開直前情報
東映70周年記念作品『THE LEGEND ＆ BUTTERFLY』。
公開は、2023年１月27日（金）。
織田信長：木村拓哉
濃姫：綾瀬はるか
福富平太郎貞家：伊藤英明
各務野：中谷美紀
明智光秀：宮沢氷魚
森蘭丸：市川染五郎
斎藤道三：北大路欣也
格好ばかりで「大うつけ」と呼ばれる尾張の織田信長は、敵対する隣国・美濃の濃姫と政略結婚する。信長は嫁いで来た濃姫を尊大な態度で迎え、勝ち気な濃姫も臆さぬ物言いで信長に対抗。最悪な出会いを果たした2人は、互いを出し抜いて寝首をかこうと一触即発状態にあった。そんなある日、尾張に今川義元の大軍が攻め込んでくる。圧倒的な戦力差に絶望しそうになる信長だったが、濃姫の言葉に励まされ、2人は共に戦術を練って奇跡的な勝利を収める。いつしか強い絆で結ばれるようになった信長と濃姫は、天下統一へと向かって共に歩み出す。
映画.comより引用
濃姫とはどんな女性？
歴史に名前を残した女性の中でも有名な、濃姫。
こんなに有名でありながら史料はあまり残っておらず、どのような歴史をたどったかよくわかっていない女性です。
斎藤道三の娘として生まれ、織田信長に嫁いだ濃姫。
名前は帰蝶とも胡蝶とも言われますが、確かなことはわかっていません。
濃姫という名前も、「美濃からきた姫」を略して濃姫とされているので、正確には名前ではないんですね。
信長との結婚以降は史料がほとんどなく、どんな人生を過ごしたのかは謎に包まれています。
歴史上最も有名な武将に嫁いでいるのに、なぜこんなに史料がないのか不思議ですが、結婚後に早世したからとか、離縁されたからだとか、いろいろな説があるようです。
あおわたし歴史が大好き！本当はどうだったのか謎なところも、歴史の面白いところだよね。
謎に包まれた濃姫ですが、信長との結婚前の逸話が残っています。
輿入れの際に父の斎藤道三に短刀を渡され、「信長が本当にうつけ者ならば刺し殺してしまえ」と命じられます。
これに対して濃姫は、「父上を刺し殺すかもしれません」と応じたというエピソードが残っています。
濃姫には強い女性のイメージがありますが、この逸話から来ているようです。
あおマムシなんて呼ばれるパパを持つと、強くならざるを得なかったのかも。。
来年公開の、『THE LEGEND ＆ BUTTERFLY』。
織田信長という最強の武将に嫁いで、戦乱の時代を生きた強い女性を、綾瀬はるかが演じています。
ほんわかしたイメージの女優でしたが、意外にもアクションはキレッキレ。
アクション映画での彼女を見ると、過酷な時代を生きた濃姫という役柄にも説得力を感じます。
今回ご紹介する２本は、綾瀬はるかが強い女性を演じている作品。
まだ見ていない方は、『THE LEGEND ＆ BUTTERFLY』公開前にぜひ視聴してみてください。
刀をふるったり、格闘したり、どちらもたくましく生き抜いています。
綾瀬はるかのアクション映画２選
ICHI
綾瀬が演じたのは、“瞽女（ごぜ）”と呼ばれる、各地を転々として生きる盲目の女性旅芸人の市（いち）。三味線を弾き、歌い、生きる糧を得る瞽女たちは仲間たちと共に行動するのだが、市は過去のある出来事から瞽女仲間からはじき出された、“離れ瞽女”としてひとりで生きている。三味線と仕込み刀と己の力だけを頼りに、固く心を閉ざした市は、旅の途上でひとりの侍・藤平十馬（大沢たかお）と出会い、次第に心を通わせていくのだが……。
映画.comより引用
女座頭市を綾瀬はるかが演じていますが、スタント一切なし、本人が殺陣をこなしています。
曽利文彦監督は、この作品ではCGやワイヤーを使ってごまかさず、生身で殺陣が出来る人を選んだそうです。
綾瀬はるかといったら、天然キャラでほんわかしたイメージの強い女優さんですが、この作品を見るとイメージが変わります。
何人もの男たちをものともせず、バッサバッサ切っていくところなんて、痛快！
見えてないのにこの強さ。
盲目で一人で生きて来たこれまでの人生、強くないと生きてこれなかったっていうのが伝わってきます。
あまり高い評価をされていない作品のようですが、殺陣のシーンや、感情を押し殺した盲目の市は心に残る演技です。
逆手で刀をあやつる綾瀬はるかは、とにかくカッコいい。
そしてボロボロの着物をまとっていても美しい。
セリフも少なく表には感情を出さないのに、内に秘めた悲しみとか怒りとか、しっかり伝わってきます。
あのキュートな笑顔を封印していても惹きつけられるし、感情を押し殺した表情で画面に映っているだけで間が持つ。
こんなに存在感のある女優さんだったんだって、ちょっと見る目が変わりました。
脚本や、他の俳優陣で少し物足りないところもあるにはあるけど、綾瀬はるかの殺陣シーンで全部チャラです。
運命を受け入れて強く生きる女性というところ、濃姫に通じるところがあるように思います。
あおほんとにきれいな殺陣で、見とれるよ。
あいぼうねこすごく練習したんだろうね～。
『THE LEGEND ＆ BUTTERFLY』でも刀を使う場面があるようですが、今度はどう刀を使うのか楽しみです。
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奥様は取り扱い注意
綾瀬はるかと西島秀俊が元特殊工作員と公安エリートの夫婦を演じた人気ドラマの劇場版。特殊工作員だった過去を持つ専業主婦の伊佐山菜美と、現役の公安警察であることを隠しながら菜美を監視するやさしい夫・伊佐山勇輝。半年前、ある出来事により菜美は記憶喪失になってしまい、2人は桜井久実と裕司に名前を変えて、小さな地方都市で新しい生活を始めていた。2人が新生活を送る珠海市では、新エネルギー源「メタンハイドレード」の発掘をめぐり、開発反対派と推進派の争いが激化していた。そんな中、新エネルギー源開発の裏でロシアと結託した国家レベルの陰謀が潜んでいる事実を公安が突き止める。勇輝が公安の協力者になるか特殊工作員だった妻を殺すかの選択を迫られる中、菜美は大きな事件へと巻き込まれていく。
映画.comより引用
この作品でも、ほぼスタントなし。
あおけっこうハードなアクションなのに、本人がやってるんだよ。
あいぼうねこ運動神経すごくいいんだね～。
この作品で綾瀬はるかが使う武術は、東南アジアの伝統武術・カリと、プンチャック・シラットをベースにしたものなんだそうです。
私はこの武術、初めて聞いた全然知らない武術だったんですが、特徴的なのは、打撃にこぶしを使わず肘を使うところ。
この作品でも、めっちゃ痛そう！な肘打ちが何度も炸裂してます。
この肘打ち、なんと９種類もあるんだって。
これを見てからもう一回作品を見ると、ほんと色んな肘打ちが使われているのがわかって更に面白い。
この肘打ちで複数の男たちだろうが、大男だろうが、バタバタ倒していきます。
動きにキレがあってスピード感もあるので、そんなんで倒れるか？なんていう疑問ははさむ余地なし。
全てのアクションに無駄がなくて、サマになっててカッコいい。
惜しいのは、アクションシーンが少なかったこと。
記憶喪失の綾瀬はるかが、まったりと家事をして暮らすという部分が長く、本格的に戦うのは最初と最後のシーンのみ。
まったりとした綾瀬はるかを見てるからアクションシーンが引き立つ、とも言えますが、せっかくのカッコいいアクション、もっと見たかった。
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まとめ
東映70周年記念作品の『THE LEGEND ＆ BUTTERFLY』。
公開は、2023年１月27日（金）。
政略結婚が当たり前の時代、信長という敵に嫁ぐという形で戦った濃姫。
１日１日が命がけのこの時代に、どんな思いで生きたのか。
歴史的にも謎の多い濃姫に思いを馳せる１本になりそうです。
綾瀬はるかにはアイドル女優的な印象を持っていましたが、それを覆してガラリとイメージが変わったこの２本。
アクションや殺陣をこなす綾瀬はるかがどんな濃姫を見せてくれるのか、今からとても楽しみです。
あおぜひ無料体験を使って、見てみてね。
